「冬の停電対策、ポータブル電源があれば安心なのはわかるけど……」
わかる、けど…!
正直、数万〜十万円もパッと出せなくないですか?(私は出せません!)
石油王だったら買ってますよ、もちろん。
でも、高価な家電がなくても、大切な家族を温めてあげる方法はあります。
千葉県の田舎に住むわが家の寝室は、冬場は室温10℃。
実はこれ、冷蔵庫の「野菜室」と同じ温度なんです。
そんな過酷な環境で、もしワンオペ中に停電が起きたら……?
この記事では、「ポタ電なし・予算は最小限・普段使い可能!」で、冬の停電を乗り切るための5つのステップをまとめました。
- エアコンが止まった室内は「冷蔵庫の野菜室」と同じ!?
- 寒いと火がつかない?一番大切な「火の確保」
- 電気を使わずに「朝まで温もり」をキープする秘策
- 温まった熱を1ミリも逃さない!「最強の断熱」術
- 心と体を内側から温める「ほっこり食」の備え
「野菜室」を「家族の秘密基地」に変えるための知恵、やっていきまっす!
冬の停電、エアコンが止まった室内は「冷蔵庫の野菜室」と同じ!?
「冬の停電対策、ポータブル電源(ポタ電)があれば安心なのはわかるけど……」
正直、数万〜十万円もパッと出せなくないですか?(私は出せません!)
石油王だったら買ってますよ、もちろん。
高価な家電を買わなくても、なんとか家族を温めてあげたいですよねぇ…。
そう思って調べていくうちに、今まで見て見ぬふりをしていた現実に向き合うことに!
現代住宅でも「野菜室」並みに冷え込む現実
千葉県内陸部の田舎に住むわが家(そこそこ築浅の戸建て)です。
エアコンをつけると喉がやられてしまうので、普段から寝室の暖房は使いません。
1月〜2月の冷え込む時期の寝室は、最低で8~10度くらいなんですよ。
まぁこんなもんだろ(え?うちだけ?)、と半纏と羽毛布団と湯たんぽで凌いでいるわけですが、
10度といえば、実は冷蔵庫の「野菜室」とほぼ同じ温度なんですって!!
野菜室か…
どーりで顔が寒いわ、トイレに何回も起きる(寄る年波…)のがシンドイはずだわ。
停電したら、まぁさらに下がりますよね。うわぁ…。
経験者が語る「冬の停電、本当に困ったこと」
そんな過酷な環境で停電が起きたらどうなるか。
ママたちの切実な口コミを調べてみると、共通する悩みが見えてきました。
「布団から逃げ出す子どもが心配で眠れない」
暖房が消えた深夜の寝室は想像以上に過酷。
子どもは寝相が悪くて布団を蹴飛ばすので、体が冷え切ってしまわないか一晩中チェックして、結局親は一睡もできませんでした。
「床からの冷気が刺さる」
マンションでも停電すると数時間で床が氷のように冷たくなります。
布団を敷いていても、下からの冷気で体温が奪われるのが分かりました。
特に小さなお子さんがいる家庭では、「子どもの寝相」とか「床からの底冷え」が最大の敵になります。
「カセットコンロがあるから大丈夫」!?
普段、わが家は「羽毛布団」と「湯たんぽ」のコンビでこの寒さをしのいでいます。
「じゃあ、停電してもお湯さえ沸かせれば、湯たんぽもカップ麺もいけるから大丈夫だよね!」
そう思ってたんですよ。カセットガスなら一応備蓄してあるしねー。
ところがどっこい!(古)
実は、野菜室並みに冷え切った部屋では、いつものカセットコンロが「使えない」可能性があるんだってよ!!
せっかくの備蓄を無駄にしないために、まずは冬の停電で一番大切な「火の確保」の落とし穴について、やっていきまっす!
寒いと火がつかない!?冬の停電で一番大切な「火の確保」
「カセットコンロ、家にあるから大丈夫!」
……と思っているそこのあなた。
実は、さっきの「野菜室」レベルまで冷え切った部屋では、いつものコンロとガスが思うように動いてくれない可能性があるんです。
せっかくの備蓄を無駄にしないために、私のお気に入り「イワタニ(岩谷産業)」さんの製品で、正しく対策していきましょう!
(岩谷さんって鳥人間コンテストのスポンサーを続けているんですよ…!)
寒いとガスが本気を出せない「ドロップダウン現象」
カセットガスって、実は寒さに弱い一面があるそうなんです。
気温が下がってくると、ガスの気化が悪くなって火力が落ちたり、お湯が沸く前に火が消えてしまったり……。
これを「ドロップダウン現象」と言うんですって!
エアコンの止まった、10度以下の「野菜室状態」の部屋で、冷え切ったカセットガスを使うのは厳しい…かも?
「お湯が沸かない=湯たんぽが作れない」
これはわが家にとって死活問題!
救世主!イワタニの「パワーガス(金缶)」を常備
そこで用意しておきたいのが、通称「金缶」こと、イワタニのカセットガスパワーゴールドです。
普通のガス(銀色の缶)と何が違うのか。 それは、推奨されている「気温」の目安です。
- 普通のガス: 外気温 約10℃以上での使用
- パワーガス(金缶): 外気温 約5℃以上での使用
(目安の温度であり、若干下回っても使用できる場合はあります)
※公式サイトQ&Aより引用
つまり、普通のガスが「ちょっと火力が弱まってきたかも……」とやる気をなくし始める10℃前後の環境(まさに野菜室!)でも、金缶ならしっかりカバーしてくれるっぽい!
冬の停電時、室温が10℃を切る我が家だと、この「5℃の差」がありがたいですねー。
コンロ選びも「イワタニ一択」なワケ
ガスだけじゃなく、コンロ本体も重要です。
イワタニのコンロには、「ヒートパネル」という機能がついているモデルが多いんです。
燃焼している火の熱をガス缶に伝えて、缶が冷えるのを防いでくれる仕組み!(物理赤点だったので理論は私には難しい!)
これがあるおかげで、最後まで強い火力を保ちやすくなっています。
私がおすすめするのは、イワタニの定番「達人スリムV」です。
とにかく薄くて軽いのがいいです。
鍋やフライパンが高い位置になっちゃうと、ぐらぐらして倒れて子供が怪我しないか心配ですもん。
重いとしまいっぱなしにしたり、出しっぱなしにしてしまいそう(笑)
もちろん「ヒートパネル」もしっかり搭載されています!
私は楽天のイワタニ公式ショップで買っています!
他のショップの方が安かったりしますが……私は鳥人間コンテストのスポンサーを続けているイワタニさんを全力で応援したい…(笑)
鳥人間コンテストお好きな方はぜひ一緒に応援しましょ!
電気を使わずに「朝まで温もり」をキープする秘策
「火」を確保できたら、次はその火を使って、いかに効率よく体を温め続けるかが勝負です。
ポータブル電源がないわが家が、冬の夜の命綱として頼り切っているのが、大正12年創業の老舗、マルカ株式会社の「湯たんぽ」です。これこれ↓
なぜ「金属製」の湯たんぽなのか?
最近はプラスチック製も多いですが、停電対策として選ぶなら「金属(トタン)製」一択です!
最大の理由は、「カセットコンロで直接火にかけられるから」。
もし停電に加えて「断水」まで重なったら……水は一滴も無駄にできませんよね。
プラスチック製だと覚めたら、新たに沸かしたお湯を入れます。
マルカなら中に入っている水をそのまま再利用できるので節水になる!
直火で温めたあと、蒸発して減った分を補うために「コップ1杯弱のお湯」をチョイ足しして満水にする。
これだけで、貴重な水を守りつつ、アツアツの状態で再スタートできます。
【重要】絶対に守って!安全に使うための鉄則
便利な直火ですが、一歩間違えると大変危険です。
メーカーの注意書きにある「絶対ルール」は2つ。
- 火にかける時は、必ず「フタ」を外すこと!
- 閉めたままだと、中の圧力が上がって爆発する恐れ!
- 火から下ろした後は、必ず「満水」にすること!
- お湯が少ない状態でフタを閉めて冷めると、本体がベコッと凹む!
「低温やけど」の防ぎ方
メーカー(マルカ)が推奨する安全な使い方は、「就寝時に布団から取り出す」ことです。
「それじゃ朝まで持たないじゃない!」と思うかもしれませんが、実はこれ、睡眠のプロも認める理にかなった方法だそうですよ。
寝具メーカー・西川の「日本睡眠科学研究所」の研究によると、人が心地よく眠れる布団の中の温度は33℃前後!
湯たんぽで布団をしっかり「33℃」まで温めておけば、あとは自分の体温でその心地よさをキープできるんです。
「湯たんぽは、眠りのスイッチを入れるための最高の助走」ってかんじですかね。
もう一つの熱源「カイロ」も備蓄を!
湯たんぽが夜のエースなら、日中の機動力を支えてくれるのはやっぱり「カイロ」です。
停電時は遠慮なく使えるように、大容量パックで備蓄しています。
春先にちょっと安くなるので、まだ残ってるうちに来年分を買い足してます(笑)
- 貼るタイプ: 背中や腰(尻にも!!)に貼って、体全体を温める用。
- 貼らないタイプ: 手先を温めたり、足先に置いたりと自由に動かせる用。
ちなみに、私は最近ものすごくお尻が冷えるので、上着の内側の裾に貼ったり、座椅子の座面に置いたりしています。 (マダム・シリヒェールと名乗ろう……)
お尻が温まると、体全体の「冷え感」が全然違うので、マダムの皆様にはぜひ試していただきたいです!
温まった熱を1ミリも逃さない!「最強の断熱」術
火を起こし、湯たんぽで熱を作ったら、最後にやるべきは「断熱」です。
どれだけ温めても、熱が逃げてしまったら「野菜室」に逆戻り!(ヒェッ)
特に「窓」と「床」は、冷気の最大の侵入口です。
窓からの「冷気攻撃」をボードで遮断する
停電時に限らず、窓際から忍び寄る冷たい冷気ってイヤですよね。
そこで役立つのが、自立する「冷気ストップあったかボード」です。
これ、普段は窓際に立てて使うものですが、わたし的には「複数使い」が最強なんです。
端っこ同士を洗濯ばさみで止めて、こたつテーブルの周りをぐるっと囲うと…巣みたいに温かい!(個人の感想です笑)
こどもがドアを閉め忘れても、カリカリせずに済みます!
でも毎回小言は言うけど!
まずは手に入れやすいLサイズから、お試しあれ~。
「床からの底冷え」は厚さで制する
「床」の断熱で一番大事なのは、「厚み」!
わが家で普段からラグの下に仕込んでいるのが、この超厚手のアルミシート。
15mmという圧倒的な厚みがあれば、床からの熱泥棒を防げます。
上にテーブルを載せてると、その部分は凹みますが、いざって時は必ず上に何か敷くものなので気にしてません。
「防音でふかふか」、「断熱効果で省エネ」うちはこれで夫にすんなり納得してもらえました~。
今では「お尻痛くない~(*’▽’)」と私より満喫してます。(また尻の話題…)
最後は「自分」を包んで断熱完了!
部屋の対策が終わったら、最後は自分の体温を守りましょう。
一枚あるだけで「動ける寝袋」状態になれるのが「着る毛布」です。
お尻まですっぽり隠れるタイプなら、私の天敵「お尻の冷え」もバッチリガードしてくれました。
袖口がめくりやすいので、ちょこっと洗い物!なんかも大丈夫です。
心と体を内側から温める「ほっこり食」の備え
外側の断熱ができたら、最後は「体の中から」温めましょう。
停電時の冷えと不安を和らげてくれる、わが家の「ちょい足し温活」と「癒やしフード」をご紹介します。
魔法の一振り!温活パウダーを常備する
普段の飲み物や料理にプラスするだけで、体の芯からポカポカになれるアイテムです。
シナモンや生姜は、漢方薬として使われるものは「桂皮(ケイヒ)」や「生姜(ショウキョウ)」とよばれ、体を温める作用があります。
薬のような効果には及びませんが、お料理用のシナモンやジンジャーパウダーも馬鹿にできませんよ。
- シナモンシュガー
- ミルクティにひと振りすれば、なんちゃって「チャイ風」に温かさプラス。
- バターを塗ったトーストに振りかけるのも美味です。
- ジンジャーパウダー
- 紅茶にはちみつと一緒に入れたり、お味噌汁にちょい足ししたり。
- おろし生姜が面倒な時、普段のお料理にもバンバン使ってます。
- ※使いすぎて汗をかくと、逆に体が冷えてしまうので「ほんの少量」がコツ!
これらはスーパーで500円以内で買えるので、ネットより調味料コーナーをチェックしてみてくださいね。
子供の笑顔を取り戻す「甘くて温かい」もの
真っ暗な停電の夜、子供たちは想像以上に不安を感じています。
そんな時、温かくて甘い一杯は、どんな言葉よりも安心させてくれます。
- 森永のミルクココア(インスタント)
- お湯を注ぐだけで「いつもの味」が楽しめるココアは、わが家の必須備蓄品。
- お湯さえあれば作れるので、ぜひ一袋ストックしておいてください。
災害時こそ食べたい「癒やしのぜんざい」
わが家が備蓄しているのが、温めるだけで食べられるレトルトのぜんざいです。
小豆の優しい甘さは、ママの疲れた心に染み渡ります。
賞味期限も長い(製造日より360日!!※2026年2月調べ)ので、ローリングストックに最適です。
備蓄におすすめの切り餅とも相性抜群で大好きです。
【番外編】こだわり派のあなたへ:究極の甘酒
最後に紹介したいのが、お米と米麹だけで作られた「砂糖不使用」の甘酒です。
昔からこれが好きで好きで…!
賞味期限は150日なので、時々飲みながらのローリングストックにおすすめ。
楽天スーパーセールの買い回り時に、こっそり増やしてます。

これだけ対策を知れば心強いですが、ふとした瞬間に『でも、やっぱりポータブル電源があった方が安心なのかな……』と、頭をよぎることもありますよね。
実は私も、その値段の高さに相当悩まされた一人です。
結局、私は『高すぎるポタ電』を無理に買うのをやめました!
代用品で備えることに決めた経緯をこちらの記事にまとめています。
もし今、ポタ電を買うべきか迷っているなら、ぜひ一度読んでみてください。
まとめ:備えがあれば、冬の停電は怖くない!
「冬の停電=絶望」と思ってしまいがちですが、正しい知識とちょっとした備えがあれば、暗くて寒い夜も「家族の特別な時間」に変えることができます。
- 室温が低くても、火を確保(イワタニパワーゴールド缶、カセットコンロ達人スリム)
- マルカの湯たんぽで布団を守る、使い捨てカイロで体を守る
- 断熱ボードの「巣」と15mmのシートで冷気から守る
- 甘いココアやぜんざい、シナモンシュガーなどで心を守る
どれも、普段から使えるものばかり。
一度に全部揃えなくても大丈夫です。
まずは、スーパーの調味料コーナーで「シナモンシュガー」や「ココア」を手に取ることから始めてみませんか?
お尻を温めて(これ大事!)、心も体もポカポカな冬を過ごしましょうね。
マダム・シリヒェールこと、えるまあでした!
1.火を確保する(イワタニ)
2.温もりをキープする(湯たんぽ・カイロ)
3.冷気を遮断する(断熱ボード・シート)
4.心と体を温める(ほっこり食)
シナモンシュガー、ジンジャーパウダー、インスタントミルクココア


