連日の報道で見て、怖くて眠れない夜が続いてはいませんか?
日々流れてくる中東情勢の緊迫したニュース。
「日本への影響は?」
「もし物流が止まったら、子どもはどうなるの?」
ワンオペで家を守る身としては、考え始めると不安が止まりませんよね。
実は私、今は「おうち避難所」をやっていますが、薬剤師の資格をもってます。
薬局で働く側から見ても、今の情勢で「何もしない」のはやっぱり不安です。
でも、「正しく備える」ことで、その不安の正体を小さくすることはできます。
今回は、薬剤師ママである私が実践している、無理のない「1ヶ月分の備蓄リスト」をまとめました
「どうせ値上がりするし、今買っておいても損はない!」(買い占めしない範囲で!)
そんな前向きな気持ちで、今日から一緒に準備を始めてみませんか?
▶ 今すぐリストを確認したい方はこちら(記事末尾のチェックリストへジャンプ)
これから起こりうること。私たちが向き合うべき「現実」
不安を解消する第一歩は、敵(不安の正体)を知ることです。
今の情勢から想定される日本の家庭への影響は、主に以下の4つだと思います。
「いつか来るかも」ではなく「今、すでにじわじわ来ている」からこそ、早めに動くのが賢い選択です。
【本音のコラム:物不足以上に、私が本当に恐れていること】
実は、私が本当に怖いと感じているのは、単なる物価高や品薄だけではありません。
世界が不安定になる中で、今まで当たり前だと思っていた「個人の自由」や「家族との穏やかな時間」、そして「自分たちの財産」が、いつの間にか私たちの手から離れていってしまうのではないか……。
そんな漠然とした、でも決してないとは言えない不安です。
「もしも、憲法が変えられて、夫や子どもが望まない場所へ行かされることになったら?」
「もしも、大切な家やお金が、国に取り上げられるような時代になったら?」
考えすぎだと言われるかもしれません。
でも、今の重苦しい空気感の中で、そんな「もしも」を想像して震えているママは、私だけではないはず…ですよね?ね?
これ、身近な人に口にすることすら怖い!
国家や社会という大きな流れは、ただの主婦一人だけで止めることはできないかもしれません。
でも、「今、自分の手で触れられる現物」は、裏切りません。
状況がどう変わろうと、目の前の食糧や薬は、誰にも奪われない「家族を守る最後の砦」になります。
そんなわけで、最近私は備蓄にさらに力を入れています。
もちろん、食糧だけでなく「もし停電が起きたら?」という不安もセットでやってきますよね。
でも、ガソリンを買いだめしたり、高いポータブル電源を買う必要はありません。
身近なもので代用したり、知恵で乗り切る方法はたくさんあります。
準備を整えて、不安を一つずつ「安心」に変えていきましょう。
それでは、私が実践している具体的な備蓄リストをご紹介します!
薬剤師ママが提案する「1か月備蓄」の合格ライン
まずは、東京都が提供している「東京備蓄ナビ」で、標準的な「4人家族・3日分」の推奨リストをチェックしてみましょう。
- 食品等
- 水: 35 L
- レトルトご飯: 35 食
- レトルト食品: 12 個
- 缶詰(さばの味噌煮、野菜など): 12 缶
- 栄養補助食品: 12 箱
- 野菜ジュース: 12 本
- チーズ・プロテインバー等: 4 パック
- 健康飲料粉末: 12 袋
- 調味料セット: 適宜
- 乾麺 即席麺: 3 パック
- 無洗米: 5 kg
- 飲み物: 12 本
- お菓子: 3 パック
- 果物の缶詰: 3 缶
- フリーズドライ食品: 適量
- 乾物: 適量
- 衛生用品
- 除菌ウェットティッシュ: 120 枚
- アルコールスプレー: 2 本
- マスク: 12 枚
- 口内洗浄液: 1080 ml
- 救急箱: 1 箱
- 常備薬: 1 箱
- 使い捨てコンタクトレンズ: 1人1か月分
- 携帯トイレ・簡易トイレ: 60 回分
- 歯みがき用ウェットティッシュ: 120 枚程度
- ウェットボディタオル: 12 枚
- 生活用品
- カセットコンロ: 2 台
- カセットボンベ: ガスコンロ1台につき1日4/3本
- ラップ: 1 本
- ポリ袋: 1 箱
- ビニール手袋: 1 箱
- アルミホイル: 1 本
- トイレットペーパー: 4 ロール
- ティッシュペーパー: 4 箱
- 懐中電灯: 2 灯
- 乾電池: 単1~単4までのセット
- 点火棒: 1 本
- 使い捨てカイロ: 24 個
- 携帯電話 充電器: 携帯台数に合わせて用意
- 布製ガムテープ: 2 巻
- 軍手: 12 組
- 新聞紙: 適宜
- 手回し充電式などのラジオ: 1 台
- マルチツール: 1 個
- 給水袋: 4 袋
- ポータブルストーブ: 1 台
- LEDランタン: 最低3台
- ヘッドライト: 4 個
- クーラーボックス: 1 個
- リュックサック: 1 個
- 女性用品
- 生理用品: 30 個セット
- 基礎化粧品: 2 個
……いかがでしょうか。
「これを全部、今すぐ完璧に揃えるなんて無理!」と思いますよね。
私もそう思います(笑)。
でも、大丈夫。一気に完璧を目指すから苦しくなるんです。
まずは死なないための「最低限の3日分」を揃え、そこから少しずつ、家計に無理のない範囲で「1ヶ月分」へスライドさせていきましょう。
① 水:まずは「2L6本ボトル6本×3箱」から。理想は「7箱」!
4人家族なら、2Lペットボトル6本入りを3箱(36L)あれば3日分をクリア。
もし収納に余裕があるなら、7箱(84L)を目指してください。
これだけで7日分の命が繋がります。
一箇所に固めず、ベッドの下やクローゼットの隙間に「分散配置」するのが収納のコツです。
② 主食:お米は「1ヶ月分」が絶対
防災食は高いので、多くても3日分でOK。
その代わり、お米は一か月分(4人家族なら15kg)は絶対にストックしてください。
お米と併用する前提で、パスタなど賞味期限が長いものを家族の好みに合わせて追加していくのがベストです。
「お腹を満たせる現物」が家にあるだけで、心の安定感が違います。
次の章で私の実践してる、備蓄目標をまとめました。
【4人家族・1ヶ月分】主食の備蓄目標量と選び方
「計算上はもっと必要かも…」でも、結局食べきれずに捨ててしまうのが一番もったいないですよね。
賞味期限と、家族が「普段の生活で無理なく食べきれるペース」を考えた、我が家の黄金バランスがこちらです。
お米(無洗米):15kg(5kg×3袋)
- 計算の目安: 4人家族で3食をお米にするイメージで、ちょうど30日分。
- なぜこれ?:
- 夏場の劣化や虫害を考えると、白米のストックは15kgが「美味しく食べられる」限界。
- 5kg袋を3袋用意し、1袋使い切ったら1袋買い足すサイクル(ローリングストック)なら、常に新鮮な1ヶ月分をキープできる。
シリアル(フルグラ等):3袋 〜 4袋
- 計算の目安: 朝食の「週に半分」程度をシリアルにするイメージ。
- なぜこれ?:
- シリアルは栄養バランスの良い物が多い上に、調理なしで食べられて常温保存可能、とかなり防災向き!
- 賞味期限は約半年〜8ヶ月と意外に短め。
- 平時でも「無理なく消費できる量」を考えると、我が家ではこれくらい。
パスタ(早ゆで):10kg(500g×20束)
- 計算の目安: 昼食・夕食のバックアップとして約30〜40食分。
- なぜこれ?:
- 賞味期限が3年と圧倒的に長く、備蓄の最強の味方。
- ガス代の節約にもなる「細め」「早ゆで」がおすすめ!
その他乾麺(そば・うどん・そうめん):普段の量 + 1〜2袋
- 計算の目安: 家族で普段食べる量に、少しだけプラスして。
- なぜこれ?:
- 賞味期限1~2年の乾麺は、ストックしすぎないのがコツ。
- 「いつものストックに、予備を1〜2袋プラスする」だけで十分。

もっと増やしたいなら、とにかく管理の楽なパスタがおすすめ!
私は業務スーパーで5キロくらいずつ買って、段ボール1箱分は貯めてしまいました(笑)
マカロニやペンネは正直かさばるので少なめの方がいいかも。
【薬剤師ママ厳選】有事を生き抜く「わが家の薬箱」リスト
物流が止まって受診が難しくなったとき、家族の「痛み」や「不調」を家庭でケアするための厳選アイテムです。
酸化マグネシウム系の便秘薬
備蓄生活で一番の敵は「野菜不足による便秘」です。
我が家では、癖になりにくい非刺激性の酸化マグネシウム系をストックしてます。
私は「なんか繊維の少ないメニューだったかも…」と言う時に食後一錠飲むと調子がいいです。
龍角散(缶・飴)
乾燥やストレスでのどを痛めやすい有事の「のどのお守り」として持ってます。
昔ながらの缶のは、乾いた木の枝みたいな味がします(笑)
個人的に一番これが咳と喉を楽にしてくれる気がするんですよね。

昔ながらの缶のは、乾いた木の枝みたいな味がします(笑)
当然こどもは使ってくれないので、お子様にはダイレクトか飴がおすすめです。
でも私は缶が一番咳と喉を楽にしてくれる気がするんですよね~。
解熱鎮痛剤
インフルエンザなどでも比較的安心して使えるアセトアミノフェンと、頭痛生理痛等用にロキソニンやイブプロフェン系を2種類用意してます。
持病の薬(処方薬)
スウェーデン政府も推奨していますが、処方薬だけは出来れば一か月分をストックできるよう、早め早めの受診を心がけてください。
未来への「自衛」投資。モノがなくなる前に買うべきもの
物流が不安定になる前に、代えがきかない「身の回りのインフラ」を整えましょう。
- 眼鏡・コンタクト: 私は3本持っていますが、もう1本買い足す予定です。悲しみの強度近視民なので、目が見えないと何もできません。
- 子どもの靴・上履き: 子どもは急に「きつい」と言い出します(笑)。サイズアップ分を1つ多めに買っておきましょう。
- 移動手段: 去年、夫をそそかして自転車を新調しました。ガソリン不足に強い最強の味方です。

夫が買った自転車がスポーツタイプでサドルが小さかったみたいです。
「お尻が痛い」ってずっと言ってるので、ママチャリタイプがおすすめですよ~。
+α:ママの「心の余裕」と「エネルギー」も忘れずに!
食糧と薬が揃ったら、最後にこの「3つ」だけ確認してください。
これがあるだけで、有事の際のストレスが半分になります。
今回は食糧と薬を中心にまとめましたが、もし冬に計画停電が起きたら……?
凍える夜を家族で守り抜くための『暖房なし』対策もあわせてチェックしておいてくださいね」 →

まとめ:コピペして使える「おうち避難所」チェックリスト
以下のリストをコピーして、スマホのメモ帳やGoogleドキュメントに貼り付けて使ってください!
備えたあとは、もう考えるのやめましょう!どうにもできないもんね!
1ヶ月分の安心を詰め込んだら、あとはいつも通りお子さんと笑って過ごしましょう。
無理のない範囲で、一緒に「少しの安心」を積み上げていきましょうね。


