こんにちは、えるまあです。
最近の中東情勢のニュース、怖いですよね。
もし有事で物流が止まり、そこに台風などの災害が重なって「長期停電」になったら……?
2019年の千葉台風停電。夜中に直撃し、朝起きたら停電していました。
そこから始まったのが、あの「台風一過の地獄の暑さ」です。
34度を超えるサウナのような部屋でぐったりする我が子を見て、私はパニックになりました。
「じゃあ停電対策に数十万するポータブル電源とかが必要なの?」 いいえ、今の私の答えは「NO」です。
ポータブル電源に大金を使うよりも、食料や乾電池式扇風機やモバイルバッテリーで「今すぐ不安の種を摘んでおく」方がずっと大切。
この記事では、現役薬剤師で2児の母である私が、あの日の猛暑の中で「これがないせいで死ぬかと思った」「これさえあれば、子供をあんな目に合わせずに済んだのに」と痛感したものをランキング形式で紹介します。
いかにもな防災グッズの紹介ではありません。
私の「後悔」から学んだ、子どもを泣かせないためのリアルな備えをお伝えします。
夏の長期停電の実態
私が体験した2019年の長期停電の感想を以下にまとめてみます。
- とにかく暑い
- 熱中症の危険がある
- いつ復旧するか全くわからない
- スマホの電波は2日目くらいで無くなってくる
- どこかで支援がある情報があっても
ワンオペ幼児2人連れ・車なしでは絶対に行けない。 - 2日目以降は冷蔵庫の中身が悪くなっていく
- 暑くて食欲はなくなる、美味しく感じない。
- 風呂は水風呂
- 夜は暗すぎる
- 暑くて眠れない
- 暑すぎて何もやる気がしない!!
このような感じです。
夏の停電と言ったら、「暑い!暑すぎる!!ホント無理!!!」
これだけでも分かっていただけたら嬉しいです。

当時は「電気が止まるだけ」と思っていましたが、実際は「何も考えられないほどの暑さ」との戦いでした。
特に、ワンオペで小さなお子さんを抱えている場合、炎天下で外に助けを求めに行くことすら命がけになります。
この過酷な4日間の全記録は、下の記事に詳しくまとめています。
夏の長期停電 なくて困ったものランキング
2019当時なくて困ったものを必要度でランキングしてみました。
くわしくお話ししていきますね。
1位 暑さ対策グッズ(子どもを守る最優先事項!)
台風一過の停電は、猛烈な日差しで室内が30度を超えることが普通にあります。
2019年の停電時、私は「うちわと霧吹き」で挑みましたが、正直、全く太刀打ちできませんでした。
エアコンが止まった部屋で、ぐったりとした子どもの真っ赤な頬を見て「熱中症で死ぬかも」とパニックになった恐怖は、今も忘れられません。
絶対に備えてほしいのが「乾電池式扇風機」
夏の停電対策で、何よりも先に手に入れてほしいのがこれです。
スマホのモバイルバッテリーで動くUSBタイプも便利ですが、長期停電ではスマホの充電も貴重。
「乾電池さえあれば動く」という安心感が、精神的な支えになります。

このブログで一番選ばれてるのがこのトップランドの扇風機。
なんと、乾電池だけで約50時間も連続使用できるんです!
丸2日以上回しっぱなしにできるスタミナは、長期停電の強い味方。
これがあれば、夜も子供を少しでも涼しい環境で寝かせてあげられます。
その他の「なくて死ぬほど困った」三種の神器
扇風機と合わせて、これらがあるだけで体感温度がガラッと変わります。
- リビングのサンシェード・日除け: 「熱を部屋に入れない」のが鉄則。これがないと、部屋が温室状態になります。
- 冷却シート・冷感タオル: 直接、体を冷やせる現物は必須です。薬剤師の視点からも、首元を冷やすのは熱中症対策に有効ですよ。

これらは「停電用」としてだけでなく、普段の冷房効率アップ(節電!)にも役立ちます。
「電気代高騰に備えて」と話せば夫の理解も得やすいですよ~
もっと詳しく知りたい方へ
「具体的にどうやって部屋を冷やせばいいの?」など、さらに踏み込んだ暑さ対策は、こちらの記事で詳しく解説しています。
2位 非常用電源(スマホ=情報の命綱を守る!)
停電2日目、スマホのバッテリーが赤くなった時のあの絶望感……。
以前の私は「やっぱり数十万するポータブル電源がないとダメかな」と思っていました。
でも、今はきっぱり言えます。
「エアコンや冷蔵庫を動かせるクラスのポータブル電源は、高すぎて現実的じゃない!
買える値段のポータブル電源じゃ、パソコンやスマホの充電、調理家電を動かすくらいしかできない!」
何十万円もかけてポータブル電源を買う予算があるなら、その分を食料や日用品の備蓄に回した方が、今の不安定な情勢ではずっと安心です。
わが家は「ポータブル電源は買わないで備える」と決めました。
「情報の命綱」はこれだけで守れます
高価な機械がなくても、この3ステップでスマホの電源は維持できます。
- 大容量モバイルバッテリーを複数持つ: 停電初動の数日間をこれでしのぎます。
- 乾電池式スマホ充電器: モバイルバッテリーが尽きた後の「最後の砦」です。
- 乾電池の大量備蓄: 扇風機もライトも動かせる「汎用性」こそが最強の自衛です。

特におすすめなのがパナソニックの乾電池式です。
ライトもつくし、何より「使い切っても電池を入れ替えれば何度でも充電できる」のが長期停電では重宝します。
これ↓↓にはケーブルがついていないので、手持ちの予備ケーブルと一緒にポーチに入れておいてくださいね!
高価なポタ電がなくても、身近な代用品を組み合わせれば停電は十分乗り切れます。
わが家が「ポタ電なし」でどうやって備えているか、全10個の対策をこちらにまとめました。
3位 避難先の確保(エアコンのある場所へ!)
夏の長期停電で、私たちが一番助けられたのが「避難先」の存在でした。
「姉の家」に救われた2019年の夏
停電2日目の夕方、3歳の子が熱中症気味でぐったりしてしまい、慌てて水シャワーを浴びさせる事態に。
流石に限界と判断して、仕事から帰ってきた夫の車で30分ほどの距離にある姉の家に向かいました。
そのまま2日間ほど身を寄せさせてもらったんです。

もしあの時、姉に助けてもらえなかったら……。
エアコンのないサウナのような自宅で、ワンオペで幼い子二人を抱えたまま、私はどうなっていたか分かりません。
頼れる場所があるなら、今すぐ「約束」を!
実家や親戚、友人など、少し離れた場所に頼れる人がいるなら、普段から「何かあった時はお互い様で避難し合えない?」と話し合っておきましょう。
これだけで、「子どもを守れる確率」がグッと上がります。

普段から旅行のお土産や、お中元、お歳暮、クリスマスプレゼント、誕生日プレゼントなど、楽しく出来る範囲で(これ大事!)貢物をしておくといいかもしれません(笑)
特に台風シーズンの前に、アイスやおいしいフルーツなど素敵なギフトを贈る。
これが記憶に新しく残って一番いいです!
私は「この出費は保険料」と夫に言ってます。
頼れる人がいない場合の「戦略」
もし近くに頼れる人がいない場合は、「ホテル」を保険にするのがおすすめです。
…今「もったいない」と思いましたね?わかる!超わかります!
でも、停電が長引いてから動いては、既に近隣のホテルは埋まっていると思います。

私は「今日こそ復旧するかも」と粘ってしまい、結果的に子供を危険な目に遭わせてしまいました。
特に夏は「電線や電柱の被害があり停電した」と分かったら、その瞬間に予約を入れる。
これは「贅沢」ではなく、子供の健康を守るための「保険料」だと割り切りましょう。
「車なし・ワンオペ」なら、とにかく早く!
夫が不在の時に避難を決断しなければならないなら、なおさら「早さ」がすべてです。
- 猛暑の中の徒歩移動は無理: 幼い子の手を引いて歩くのは、親子で倒れてしまうリスクが高すぎます。
タクシーが呼べるうちに、あるいは「動ける体力が残っているうちに」涼しい場所へ逃げ切ってください。

いざと言う時に、すぐ電話がかけられればさらに有利です。
平常時にタクシーで行ける範囲のホテルをマップで確認しておくといいですよ。
4位 簡単に食べられるもの(ママが「料理しない」勇気を!)
停電時、私は「冷蔵庫の中身を無駄にしちゃいけない」という一心で、無理に料理をしてしまいました。
でも、今思うと「あんなに頑張らなくても良かったな…」と思います。
暗闇の中ギョウザ焼いたり、全然冷えない冷やしうどん作ったりするんじゃなかった…泣
暑さと暗闇の中、キッチンに立つのは地獄でした
ただでさえ暑くて体力が限界なのに、火を使えばさらに室温は上昇。
おまけに、暗闇の中でママがキッチンにこもると、不安な子供たちは「離れないで!」と泣き叫びます。
片付けも水が貴重な中では重労働。
もう、疲労困憊でした。
おすすめは「冷たくてサラッと」食べられるもの
暑さで食欲が落ちている時は、無理に普段の食事をする必要はありません。
- 冷や汁風ごはん: 自然解凍したご飯に、水で溶いたインスタント味噌汁をかけるだけ。これが意外とサラッと食べられます。
- お茶漬け・シリアル: 水分も一緒にとれて、準備が一番ラク。牛乳は傷みやすいので停電中は1日目(冷蔵庫が温まらないうち)に使い切ってしまうのが安心。
- 自然解凍できる冷凍食品: お弁当用の「自然解凍OK」おかずは、調理なしで食べられるので停電時の味方。普段から意識して買っておけば安心。
- パン:長期保存の物をワンセット置いておくと安心。普通の食パンを普段から多めに買って、余れば冷凍するぐらいでも。

そして、絶対におすすめしたいのが「梅干し」です!
食欲がない時でもあの酸味でさっぱりしますし、お茶漬けに入れると本当に元気が出ます。
常温保存できる「昔ながらの塩分強め」なものを選んでおけば、停電時でも安心ですよ。
5位 明かり(暗闇を怖がる子供のメンタルケア!)
停電の夜、家の中は驚くほど真っ暗になります。
うちの子は特に暗い場所が苦手だったので、明かりが足りないと一人でトイレに行ってくれなかったんです。
どこに行くにも「ママ一緒に来て!怖い!」で正直しんどかった…泣。
家族がそれぞれ別々の部屋にいても不安にならないよう、明かりは「1人1台以上」用意しておくのがおすすめです。
わが家のメインは「キャリー・ザ・サン」
今、私が一番頼りにしているのが、このソーラーランタンです。
太陽光で充電できるので、長期停電になっても「電池が切れたらどうしよう」という不安がありません。

使わない時はペタッと薄く折り畳めるので、邪魔にならないのが嬉しいポイント。
旅行にも持っていけて助かってます!
プロの登山家も愛用するほど丈夫なので、長く使えますよ。
子供には「自分専用」の楽しみを
小さなお子さんには、ポキッと折ると光る「ケミカルライト」をブレスレットにして着けてあげてください。
「光るアクセサリーだよ!」と伝えるとお祭りみたいで喜んでくれますし、暗い家の中でも「子供が今どこにいるか」がパッとわかるので、ママの安心感も違います。

暗闇を怖がるお子さんへの具体的な対策については、こちら↓↓の記事で詳しく紹介しています。
もっと家の中を安全にしたい方へ
階段や段差があるお宅なら、置くだけの「センサーライト」を併用すると夜間の移動がぐっと楽になります。
6位 熱中症対策(薬剤師がガチで備えているもの)
2019年の停電2日目、3歳だったわが子が熱中症気味になってしまったのは、私の最大の反省点です。
当時はすぐ復旧するだろうと甘く見ていて、「ぬるい麦茶」ばかり飲ませていました。
でも、猛暑の中での停電生活は、想像以上に体内の水分と塩分を奪います。
水だけでは足りなかったです。
わが家の「ポカリ常備」ルール
わが家では、胃腸炎や発熱時の脱水対策も兼ねて、ポカリスエットの1.5Lボトルを常に3本はローリングストックしています。

「家族1人が1回体調を崩すと、だいたい1本弱使う」実感ですね。
自分が倒れたら買い出しにも行けません。
家族内で感染が広がっても慌てないよう、3回分の「病気への備え」を兼ねてストックしています。
賞味期限対策には「粉末」をバラで買う
ボトルをこれ以上増やすと管理が大変なので、追加分は「粉末タイプ」がおすすめです。
ただし、ネットで箱買いするのはちょっと待って!
一度にまとめて買うと、期限が切れるタイミングも同時になってしまいます。
- 店頭でバラ買い: お店によっては回転が悪く、期限が近いものしかない場合もあるのでしっかり確認して。
- 1年先を狙う: 私は店頭でしっかりチェックして、理想は「1年以上先」の期限のものを1袋ずつ買うようにしています。
自衛隊も愛用の「梅ぼし純」
あわせて、フリーズドライの「梅ぼし純」や「塩タブレット」もカバンに常備しています。

梅とシソだけでできている「梅ぼし純」は、梅干し好きにはたまらない酸っぱさ!
自衛隊の方が訓練中によく食べると聞いて試してみたら、おいしい!
塩飴やタブレットの塩分がキツイと感じる方にもおすすめです。
7位 防災用ラジオ(情報収集は「タイミング」が命!)
停電が1日を過ぎると、スマホの電池温存のためにネットも自由に使えなくなります。
まさに「情報難民」の状態。
2019年の私は電池式ラジオで情報を追いましたが、ここで「ワンオペママ特有」の壁にぶつかりました。
子供が喋ると、ラジオは全然聞こえない!
イヤホンをしていても、子供が横で喋ったり泣いたりしていると、肝心な放送内容が全く頭に入ってこないんです。
えるまあ 「静かにして!」と怒る私と、不安で泣く子供たち。
いつ流れるかわからない情報を待つ時間は、精神的に本当にボロボロになりました。
ママが情報を「全集中」で聴くための裏ワザ
ワンセグテレビも便利ですが、1万円以上する上に「電波が入らない」リスクもあります。
わざわざ高い買い物をしなくても、ラジオを聴く「タイミング」を変えるだけで解決します!
- 子供が「口」を動かしている時: おやつや食事に集中している間は、最大のチャンスです。
- 子供が「手と目」を動かしている時: お気に入りの遊びに没頭している間なら、少しだけ静寂が訪れます。

「常に情報を追わなきゃ」と焦ると親子でイライラしてしまいます。
ラジオは数千円のシンプルなもので十分。
その代わり、子供が自分から集中してくれるような「ちょっとした備え」をあわせて用意しておいて、その隙に情報を確認するのが一番スムーズですよ。
では、ラジオを聴くための「5分、10分」を生み出してくれる、電気のいらない娯楽とは?
第8位で、わが家が実際に助けられたアイテムをご紹介します。
8位 電気のいらない娯楽(「5分の静寂」を生むための備え)
7位のラジオの章でお伝えした通り、ワンオペ停電中にママが情報をキャッチするには、子供が自力で「静かに集中」してくれる時間がどうしても必要です。
「音の出ない」遊びで、ママの耳を確保する
猛暑で外にも出られない停電中、子供が飽きて騒ぎ出すとママの精神は一気に削られます。
でも、ジェンガのような激しい音がするものは、ママの心臓に悪い(笑)。
そこで、「静かに、かつ長く没頭できるもの」をストックしておきましょう。
- 漫画の全巻セット: 我が家は『金色のガッシュ!!』を用意。熱い展開に子供が夢中になってくれれば、その間ママは全神経を耳に集中させてラジオを聴けます。
- カードゲーム: 『ito(イト)』など、場所を取らずにじっくり考えられるものが優秀です。

「これを読んでいる間は、お母さん大事な放送を聴くからね」と約束できるアイテムを持っておく。
子供が物語や遊びに夢中になってくれるその「5分、10分」こそが、ママが正確な情報を聞き取り、冷静さを取り戻すための貴重な時間になります。
他にも「子どもの暇つぶし」のアイデアはこちらの記事にまとめてあります。
ママも「自分の世界」へ逃げてメンタル回復
子供が集中してくれたら、ママは集中して情報収集しましょう。
ここで注意してほしいのが、必ず制限時間を決めてする事です!
災害時は何もやる気が出ないですし、安心できるニュースが欲しくてスマホやラジオにかじりつきがちなんです。
その上たいていが収穫なし…となると気持ちがどんどん落ち込みます。
だから必ず休んでください。
やることをやったら、災害を忘れる時間を必ず作る!が鉄則です。
そこでおすすめなのが、「非常時まで読まない!」と決めて隠しておくママ自身のバイブルです。

私は『十二国記』をタンスの奥に忍ばせています。
「情報収集は時間を決めて、それ以外は自分の好きな世界に没頭する」。
ママが心穏やかに過ごしていると、不思議とお子さんも落ち着いてくるものです。
「自分ならどの名作を全巻揃えたいかな?」と探すだけでも、備えが少しワクワクしますよ。
今度は少女漫画も足したいです!
まとめ
夏の長期停電でなくて困ったものランキングはこちらでした。
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夏の台風後の停電は、とにかく暑いので
小さなこどものいる家庭では、暑さ対策と避難先の確保が最重要課題となります。
毎日子育てで忙しいと、ついつい防災のことは後回しにしてしまいがちですが
何かあったとしても子どもは我慢ができません。

泣きますし騒ぎます
なんなら床に転がって大暴れもします
未来のあなたの気持ちを守るためにも、この記事で今から少しづつでも備えて下されば嬉しいです。








